勉強中の眠い対策に、コーヒーは本当にいいの?
眠気覚ましのアイテムとして、有名でお手軽なのがコーヒーを飲むことですね。
コーヒーのカフェインが眠気を解消してくれると昔から言われています。
しかし、そのコーヒーは実は逆効果になってしまう可能性もありました。
コーヒーを眠気覚ましに飲むデメリットについてまとめました。
勉強中のコーヒーは注意が必要。
コーヒーに含まれるカフェインに眠気を覚ます、覚醒効果があるのは科学的にも実証されています。
しかし、本当のところは、眠気が無くなったわけではなく、眠気を感じていないだけなんですね。
カフェインが効いている間は眠気は感じなくても、
脳内に分泌する、眠気を誘うアデノシンという物質は出続けています。
ですので、コーヒーを飲んでも眠気が覚めるのは、一時的なもので、
その効果が切れたときには強い眠気が襲ってくると言われています。
コーヒーで逆に眠気が強くなる場合も
カフェインを含む飲み物は、コーヒーを代表に紅茶や緑茶もありますが、
これらカフェインには利尿作用があります。
トイレの回数が増えますので、その分体内の水分が減ってしまうんですね。
するとどうなるかというと、脱水症状といった状態に陥る可能性があります。
夏場の炎天下で起こる程の急激なものではないかもしれませんが、
体内の水分量が不足すると、だるさが出てきたり、やる気が起きなくなります。
そして強い眠気が襲うようになるんですね。
ですので、勉強中に眠いからと言ってコーヒーばかり飲んでいると、
トイレの回数が増えることも勉強の妨げになるし、逆に眠気が出てくると言ったこともあるので、注意が必要です。
勉強中に眠いときのコーヒーはここぞで飲む
以上のことからもコーヒーで眠気を覚ますのはあまりオススメしません。
眠気を一時的に覚ましたとしても、体内時計がくるってしまうんですね。
すると慢性的に寝不足な状態になったりします。
それでは本末転倒です。
ずっと勉強が手につかないなんてことになってしまいますね。
効率のいい勉強をするには体調管理は絶対です。
早寝早起きで、無理をしないように日々の勉強をするのがベストです。
それでもテスト前とか、受験日近くになれば不安で居ても立っても居られないでしょう。
どうしても机に向かいたい、今日だけはってときだけ
カフェインの力を借りるのが良いかと思います。
ただ、カフェインで寝不足になれば次の日にも影響します。
大事なテストや受験の時に眠くて集中できないなんてことのないように、
ほどほどしなくてはいけないですよ。
勉強は量をやればいい手もんじゃないです。
身体に鞭打って何時間も詰め込むよりも、健康的に集中できる状態を日々保ち、
無理なく理解していく勉強が効率も効果も良いです。
勉強中の眠気に悩んでいる時は、その場しのぎよりも根本的な部分の改善を考えてみて下さいね。