学力低下の原因は宿題!?先生もう出さないで!
学力低下に関して調べていたら、まさかの情報を発見しました。
「学力低下の原因は宿題」だと
学力を上げるためにやっていた宿題が、逆の効果だったという・・・
どういったことなんでしょう。
宿題は成績に繋がらない、むしろ学力低下に影響
デューク大学のハリス・クーパー氏の研究結果です。
- 小学生では、宿題をどれだけやっても、成績が向上する証拠が見つかってない。
- 中学生にしても、宿題をしてもほとんど利益がない。
- 高校生にしてやっと宿題から利益が得られる。でも宿題の時間は2時間まで。
このような長年の研究結果を発表しています。
興味深いですねー。
僕は宿題大っ嫌いでしたから。(汗)
宿題とは、「学校学習の強化」、「責任能力を養う」、「親との自宅教育」、
このような目的があるようです。
しかし、責任能力は親の手伝いや家での雑用、ペットの世話などで養うことができる。
学習は大切だが、宿題のせいで他に大事な「遊ぶ時間」「睡眠時間」「家族との時間」
これが削られては良いことは無いとクーパー氏は言っています。
うーん、同感ですね。
うちの子供は中学生と小学生がいます。
宿題は毎日出されますので、やっています。
ちゃんと毎日宿題をしているので偉いなと思って見ていますし、
やっていかなくちゃいけないことなので、やらずに学校へは行かせられません。
そうは思っていても、やはり遊ぶ時間や睡眠時間に関しては気になっていましたね。
遊ぶって大事ですよ。
友達との関係や、親子でのスキンシップ、外で遊ぶことでの身体的な面、
クーパー氏の言葉を借りれば、沢山の利益が得られます。
睡眠も成長期である小学生~中学生には非常に大事です。
健全な成長には十分な睡眠時間が重要ですからね。
成長ホルモンの分泌に深く関わっていますから。
また睡眠不足は学校での学習にも影響がでますしね。
大切なのは「楽しさ」
勉強以外での学校では出来ない大切な時間が宿題によって奪われている。
確かにそうですね。
そしてクーパー氏は「楽しさ」を感じることが子供には大切だと言います。
小さい子への絵本の読み聞かせは凄く良いことです。
宿題なんかよりもいい利益が得られると言います。
親に本を読んでもらえるのは、子供からしたら楽しいですからね。
みんながみんなではないかもしれないですが、
宿題は嫌々やってる子が多いと思います。
そんな状態でやってどんな利益がありますでしょうか?
ただ時間の消費になっている可能性があります。
フィンランドでは長い夏休みに宿題はないそうですよ。
それでも高い学力を維持している国です。
やはり学力アップと宿題にはあまりいい関係はないのかもしれないですね。
学校で宿題を出すのであれば、なぜ宿題をするのかを、
大人となる将来的に必要であることを夢のある形で伝えて欲しいですね。
ただ出すだけでは、そりゃ子供も嫌になります。
僕は自分の子どもには伝えています。
勉強の意味、宿題をする時間をただするだけで無駄な時間にしないことを。